HOME | リークテスター | エアリークテスター

 

自動車部品・携帯電話・半導体やダイキャスト等 密閉容器の漏れ検査

 
当社は創立以来、装置製作会社としての歴史があります。
リークテスター本体だけでなく、リークテスタ―の装置化、検査対象ワークをシールするための各種治具の設計製作も承ります。
ご購入前に、デモ機にてリーク検査できますのでお気軽にご相談ください。


エアリークテスターとは
製品や部品に対しエアーを加圧(負圧)し、圧力変化により漏れを検出する装置です。
差圧センサーにより漏れ量を数値化するため可視化できます。
これにより、容易にリーク検査することができます。

 

水没検査との比較
従来は水没検査が主流でした。ワークを水に沈めて発生する気泡を確認する検査です。
目視確認のため、水没検査実施者の経験値に依存します。
また、ワークを水没させることでのワークが錆びる可能性もあります。

 
内容
エアリーク検査 水没検査
検査時間 〇:少ない ×:多い
検査の自動化 〇:できる ×:できない
検査の熟練度 〇:不要 ×:必要
ワークへの影響 〇:ない ×:ある(錆など)
漏れ箇所の特定 ×:できない 〇:できる

1.製品紹介    --- 各機種紹介, マスターチャンバー、オプション機器、その他のリークテスタ
2.製作装置    --- 自動化等、製作したエアリーク検査装置
3.製作治具例     --- パレット式測定治具他各種 
4.バブルカウンター--- エアリークテスタの感度を感覚的に知るために開発された装置
5.技術資料    --- 下記の内容を公開しております。
              ・エアリークテスタとは何か
              ・温度と圧力の関係
              ・各方式の測定原理
              ・治具・配管・シール方法
              ・その他注意事項
              ・感度・リーク量の理論式
              ・感度と体積、感度の比較の仕方
              ・NG/OK判定の根拠
              ・理論式等 

1.製品紹介
Hyper 2000 シリーズ
 
外観
 
 
  パンフレットダウンロード
LinkIcon
 
 
特徴
家電、自動車、半導体関係の気密を要する部品、組立完成品における、リーク量を空気の微少な圧力変化によって検出する装置。

従来機種を使いやすい製品へ改良し、信頼性第一の理念で開発しました。
コンパクト、かつ様々な測定方式に対応する目的で設計しています。
 
誰もが簡単にリーク検査できるよう、操作方法をシンプルにしました。

直圧検査/差圧検査/内圧式/外圧式/部分リーク式/流量検出式などの検査方式を用いて検査対象に応じた適切な検査が可能。
バブルカウンターにより、設定値の等価リーク量を目視で確認が可能。
パレット方式で治具ごと交換し、多機種ワーク検査に対応可能。

 

               一般仕様
電源 AC85~264V
消費電力量 50VA
エアー源

0.4MPa  ドライエア

充填圧力 Max 0.99MPa
測定圧力表示範囲 -1,999Pa~1,999Pa
表示分解能 1Pa
入力信号 起動、停止、リセット
出力信号 完了、良、不良
外観寸法 140(W) X 385(D) X 267(H)  (mm)
重量 約9.6Kg
 

 
     構成
 
コンパクトな充填・検出ユニットと電装・CPU基板によって構成されています。
機能を極力単純化することで、信頼性を高めました。
 

 

 


 
 Hyper2000シリーズの各型式と特徴
 
◆ Hyper 2000S  内圧測定/スタンダードタイプ
[機器系統図 Hyper2000S,V]
最もよく使用されている検査方法。検査ワーク内部に正圧を充填し、安定時間を取った後、マスターチャンバー内の圧力と検査ワーク内の圧力を比較(差圧検出)してリークを検査する。
 
◆ Hyper 2000V 負圧測定タイプ 
[機器系統図 Hyper2000S,V]
Hyper2000Sの圧力源を負圧に変え、機器系統図もこれに準じる。SOL1が負圧仕様になります。負圧で検査する必要のある場合、またはシール面積が大きく、正圧測定では治具の設計に過大な負担がかかる場合などに用いる検査方法。
 
◆ Hyper 2000S/V 正負圧兼用タイプ 
[機器系統図 Hyper2000S/V]
正圧・負圧の両方で試験する必要がある場合。
 
◆ Hyper 2000G, 2000G/NT 外圧(カプセル)式
[機器系統図 Hyper2000G ]  [機器系統図 Hyper2000G /NT] 
検査ワークの内部に圧力を充填出来ない場合によく用いられる方法。ワークが大きい場合は加圧シリンダー、小さい場合は可変容量シリンダー[Hyper2300参照]を用いる。ワークが大きい場合、カプセル容積を如何に小さく製作するかがポイント。カプセルのシールチェックが付加されたのが、NT方式。
 
◆ Hyper 2100 部分リーク式リークテスタ
[機器系統図 Hyper2100] 
チェッキ弁のように、リークする場所が特定されている検査ワークに対して効果が大きい。安定した感度の高い測定が可能。
 
◆ Hyper 2200 流量検出式リークテスタ
[機器系統図 Hyper2200]
良品でも、ある程度のリークが存在する場合はNG/OKの判定値が大きく、差圧・微圧比較方式では感度が高すぎて測定できない場合に有効。 
 
◆ Hyper 2300 外圧(カプセル)式小容量リークテスタ
[機器系統図 Hyper2300]
小容積の検査対象を測定する場合に効果が大きい。
 
 ◆ Hyper 2400 直圧式リークテスタ
NG/OKの判定値が比較的大きく、差圧・微圧比較方式では感度が高すぎて測定できない場合に有効。


関連製品
 
マスターチャンバー
MC 100(100cc)
 
 
 
□ マスターとして使用。

● 充填空気の熱力学的バランス
充填空気の温度、ワークの温度、配管の温度、また空気の断熱変化の仕方によって、測定検出圧力は大きく影響されます。

● 測定ワークとマスターチャンバーの両方に等しい圧力を充填し、時間経過と共にその二つの圧力差を測定します。そうすることで、熱力学的バランスが取れ、正確なリーク検査が可能になります。

● MC 50(50cc)、MC 100(100cc)の2機種あります。

● 体積可変式であり、任意に体積の微調整が可能です。 
 

 
可変容量マイクロメータ
 
 
 
 
 
□ リークを擬似的に発生させます。

● 配管、またはワークの体積を測定することが出来ます。

● 感度またはNG/OKの判定基準と実際のリーク量との相関関係を知ることが出来ます。
 

 
(管路に装着) 
 
 
 
 
□ 可変容量マイクロメータの取り付け

● 三方コックを介して取り付けています。

● 取り付けは原則としてどこでも可能です。

 
圧力源
 
 
 
□ 多様な検査圧力

● 低圧、高圧、負圧、二系統の圧力、その他いろいろな要望にお応えします。

● 超低圧・圧力源の製作も可能です。

  

 
排気バイパス弁
 
 
 
□ 急速充填、急速排気

● 検査ワークの内容積が大きい場合、リークテスタ内部のバルブから充填・排気をさせると時間が掛かります。ワークの近くに装着して、これを改善します。

● 検査ワークが加工直後であり、油や切り粉がが付着している場合など、リークテスタ内部を通過して排気させると、故障の原因となるため、排気だけをワークの近傍で行うためのユニットです。

 
加圧シリンダー
 
 
 
□ カプセル内部加圧 1

● カプセル式リークテスタにおいて、カプセル内に一定の体積の空気を送り込み、所定の圧力まで加圧するためのシリンダー。

  

 
容積変化ユニット
(可変容量シリンダー2
 
 
 
□ カプセル内部加圧 2

● 小容積のワークをカプセル式で測定する場合の、ダダ洩れ検出に使用します。 

 
可変容量シリンダー1個
 
 
 
□ カプセル、部分リークなどのシールチェック

● 小容積の場合、シール部の摩耗やゴミ付着等を検査するため、シール直後に作動させて、圧力変化を確認しこれを検知します。

 
通信機能
 
 
 
□ データ収集

● パソコンと通信を行い、検査結果等をデータ送信します。
Hyper2000
 
Hyper2000-Ⅰ
 
 
 
□ 差圧式エアリークテスタ


● Hyper2000-Ⅱの前機種です。現在は生産しておりません。
● 定期点検、修理、メインテナンスは引き続き承っております。
Hyper1000
 
Hyper1000
 
 
 
□ 差圧式エアリークテスタ


● Hyper2000の前機種です。現在は生産しておりません。
● 定期点検、修理、メインテナンスは引き続き承っております。
LD2000
 
LD2000
 
 
 
□ 部分リーク式エアリークテスタ

● Hyper2000の前機種です。現在は生産しておりません。
● 定期点検、修理、メインテナンスは引き続き、承っております