エアリーク自動検査の製作装置例

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2.製作装置例
 ロボットを用いたエアリークテスト装置  
 
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● 自動搬入、自動脱着します。
ワークは2個取り、計測器は一台、ワーク同士の比較で測定し、両方とも良品以外は不良品として判別します。   

 パレット式治具・2個取り式エアリークテスト装 
 
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 ● 2個同時に測定する装置。
検査機種の切り替えは、パレット式治具を交換して行います。配線、配管はワンタッチで脱着可能。   

 直圧式エアリークテスト装置 
 
 
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● 完成品の最終テストの一つですが、測定圧力を段階的に変え、またワークを作動させながら、いくつかの工程別にリーク検査をします。

● 0リング、シールパッキンなどとシャフト間に髪の毛が挟まっていたり、シールに傷、または金属加工接触面の微細な傷などが原因でリークする場合があります。
   

 □ カプセル式エアリークテスト装置
 
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  ● 自動車部品、電子部品などで密閉容器の漏れを調べる場合、内部に加圧できない部品が多数あります。このような場合、全体をカプセルに入れ、検査ワークの外部に加圧します。リークがあれば、カプセル内の圧力は下降しますので、この圧力変化を検出します。

● 大洩れの場合、また容積が非常に小さいなどの場合は、測定方法において注意が必要です。   

□ カプセル2個取り式エアリークテスト装置 
 
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  ● カプセル式治具の内部に測定ワークを入れ、起動SWを両手で押すと、カプセルの蓋で密閉され、ワークの外部から一定体積分の加圧が行われて、測定が開始されます。

● 安全を確保するため、カプセルが完全に閉まるまで、両手で二つの起動SWを押し続ける必要があります。

  壁掛け式治具のリークテスト装置
 
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● 細長い組立完成部品のテスト装置。   

□ クランクケースリークテスト装置 
 
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● ダイキャスト加工部品の加工不良、シート面の傷、キャスト巣などを検査します。   

□ パレット式・2個取り式エアリークテスト装置
 
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● 油圧用ダイキャスト加工部品のテスト装置。
機種が幾つもある場合、パレット式治具を交換します。配管は脱着と同時に自動的に行われ、配線はメタコンにて簡単に接続できます。   

  立て掛け式のリークテスト装置
 
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● 細長い組立完成部品のテスト装置です。

□ 卓上配管式エアリークテスタ
 
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  ● チュ-ブ状のワークをテストするための簡単なシステムです。

□ 卓上パレット治具とエアリークテスタ
  
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● 手動クランプを用いたパレット治具、圧力源、起動SW、判定ランプBOX、リークテスタ本体、これらを卓上に自由に配置して使用し、その後は棚に格納するなどで、スペースの有効利用が可能です。またシステムとして安価です。

□ 卓上自動式治具とリークテスタ
 
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 ● カプセル式の自動治具、起動SW、制御盤を卓上式に構築してあります。治具には、エリアセンサを配備し、安全を確保しています。

□ 真空式エアリークテスト装置
 
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● 加工後のダイキャストタンク・シート面の傷、キャスト巣漏れ検査を行います。
大きなシール面を有する部品を加圧試験する場合、大きなシール力が必要です。
口径の大きなCYLと支柱の強度が必要になりますが、真空式の場合は自己シール力が働きますので、装置の製作負担が軽くなり、かつ安全です。   

□ 小物部品の自動測定・NG/OK選別装置
 
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● チェッキ弁のような小物部品を、多数、検査してNG/OKの判定をし、自動的に選別する装置です。

● ワーク搬入、検査、NG搬出、OK搬出の各ステーションが有り、各ユニットがテーブルの回転と同期して作動します。