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1.ブラケット分離・パイプ切断(ブラケット・パイプ除去装置)

ブラケットやパイプ等を、コンプレッサー(黒モーター)から除去します。 
 

 

円筒(ロータリー型)黒モーターの外観

・アキュームレータが写真のように溶接されています。
 
 
ブラケット切断場所

・切断箇所は鉄溶接であるため、切断に時間を要します。
・弊社「ブラケット・パイプ除去装置」にて容易に切断できます。
 
配管切断場所

・銅パイプが蝋付けされていますが、銅は軟らかいため上記のブラケットよりは分離が容易です。
 
切断した状態
2.黒モーターの横切断(シェルカッター)
・自動で切断終了を検知し停止することが可能です。
・切断する高さ位置は異なりますが、適正に切断するための位置記憶、 レーザーによる切断位置の可視化等の機能を持っています。
 
 
切断後。
 
ローターとステータを分離した状態
3.円筒シェル外周の縦切断(円筒シェル縦切断装置)
円筒シェルの場合、円筒シェルを縦切断し、ステータ―(珪素鋼板)を取り出します。
 
   
 
切断直後の状態

・シェルが固く開かないものは、反対側のシェルを途中まで切断することで、開くことができます。
 
ステータを取出した状態。

4.ステータ片側端面の銅線コイル切断(モーターコア銅線切断装置or 銅線カッター)

ステータ片側端面の銅線コイルを切断します。
・切り口は鮮明で、切断くず等はほとんで出ません。
・ステータの回転治具、切断のヘッドをモデルに適合するよう設計製作することで、冷蔵庫、エアコン、洗濯機、自動車等様々なモータの切断に応用できます。 
 
 
 
銅線コイル切断直後。
ステータ側の銅線切断状態
・切断状態は非常に綺麗です。

銅線コイルの切断状態
5.銅線コイル引抜き(銅線引抜装置)
ステータ―から銅線を引き抜きます。
 
・スプリングの力でクランプしますので安全です。
・短時間で引抜処理が完了します。
 
 

銅線引抜き直後
最終解体後。

シェル、ローター、ステーター(ネオジム)に分解することでリサイクルが可能です。