開発
当社製品の開発に従事します。
※機械と電気の技術者が互いに情報を交換しながら設計・開発を進めています。
装置設計
2000年以降、特注製品の受注を少なくしてきましたが、
特注装置の設計と製造によって様々な経験を積むことができます。
特注においては設計のスピードが必要であり、また基本的な失敗をすると納期を守れないだけでなく予算をオーバーしますから、利益が出ません。そういう意味で、真剣勝負の世界です。
現在では、リークテスタ、チャージ機に関わる装置が主体です。
シーケンス設計
1.装置には制御が必須ですが、その多くがシーケンサーという専用のコンピュータによって構成されています。
そのシーケンスプログラムは、機械技術者でも簡単に修得することが出来、自分で、自在に
装置を動かす事が出来るようになります。当社では、機械技術者に修得を義務づけています。
いろいろな制御機器、また配線方法、制御盤の設計方法なども学ぶことが出来ます。
2.従って、一つの装置を自分で全て設計することが出来る能力、メインテナンス、改造、操作指導する能力を身につけることが出来ます。大きな自信が付くでしょう。
3.動かす能力を身につけた上で機構設計をすると、より優れた装置・機械とは何か、そういう物の考え方が出来るようになります。
制御盤設計
1.装置を制御するための制御盤、操作BOX等の設計を行います。自分で配線する経験も重要です。
2.当社ブランド製品、またOEM製品の全てが、当社で開発した独自のCPU基板、
I/O基板によって制御されています。各種の制御機器と基板を適切に配線するための
制御BOXの設計を機械技術者が行います。
検査機、組立治具設計
社内標準品の検査機、組立治具を設計します。
営業サポート
1.装置類の設計をする場合、顧客との打ち合わせ、見積もりは欠かせません。
従って、営業との連携も重要な仕事になります。
2.見積りは装置設計をする前に行いますから、技術的問題点をクリアできる確かな見通し、
購入部品の価格調査、未だ設計していない部品価格の計算が基礎になります。
過去の膨大な資料が大変参考になります。会社創立以来、製作してきた装置類に関する
全ての図面・資料・写真、そして全ての部品名称と単価がすぐさま調べられるようになっています。
3.制御技術を修得し、見積りが出来るようになって、初めて一人前の機械装置・設計技術者と言えるでしょう。
(過去に、独立して設計事務所を開設した方もいます。)